沿革

符津小学校は、明治8年（1875年） に符津通願寺で創設され、以来150年にわたり、地域とともに歩んできました。創立当初は小規模な学び舎から始まりましたが、地域の発展とともに校舎を新設し、時代に合わせた教育環境を整えてきました。
戦後の高度経済成長期には、児童数の増加に伴い施設の拡充が進み、給食の導入やプールの整備など、子どもたちの健やかな成長を支える基盤が築かれました。また、時代の変化とともに、耐震工事や大規模改修が行われ、より安心・安全な学習環境が整えられました。

150年という長い歴史の中で、数えきれないほどの児童がこの学び舎を巣立ち、それぞれの道で活躍しています。卒業生の多くは、地元の発展に貢献し、また全国・世界へと羽ばたき、符津小学校で培った学びを活かしています。

この学校が今日まで続いてきたのは、児童を温かく見守り支えてくださった地域の皆さまのおかげです。150周年を迎えた今、その歩みを振り返り、先人たちが築いてきた努力や想いを未来へとつなぐ大切な節目としたいと考えています。

150年の感謝を胸に、次の世代へ
　符津小学校は、これからも「学び」「成長」「つながり」を大切にしながら、新たな歴史を紡いでいきます。